バイオエタノール国内消費伸びず輸出に振り分け(ベトナム)

ベトナム政府は、2007年にバイオ燃料(バイオエタノール、バイオディーゼル)の利用目標を発表した(決定No.177/2007/QD- TTg)。2010年に、15万トン(国内需要ガソリン、ディーゼルの0.4%に相当)、2015年に25万トン(同1%)、2025年に180万トン (同5%)のバイオ燃料を国内で利用する計画である。

この政府の方針に従い、国営石油会社ぺトロベトナム(PV;Petro Vietnam)は、国内各地でバイオエタノールを販売するために、ベトナム北部・中部・南部でのプラント建設費用として2.7億ドル(2.2億円)を投 資した。バイオエタノール年間製造量は、それぞれ10万キロリットルで、合計で年間30万キロリットル (24万トン)である。北部と中部は2011年に操業が始まり、南部は2012年に操業を開始する。原料としてキャッサバを使っている。

バイオエタノール5%混合ガソリン(E5ガソリン)は、通常のガソリンよりリットルあたり500 VND(1.9円)安いが、利用は拡大していない。この理由として、E5ガソリン利用によるパワー不足、エンジン劣化の懸念が利用者にはある。

ペトロベトナム社の2011年の国内バイオエタノール販売量は、2万キロリットルにとどまった。同社は、政府の施策が無ければ、2013年以降の年間販売量は10万キロリットル程度と予想しており、供給(30万キロリットル)とのギャップが大きくなる。

この需給ギャップを解消するため、ペトロベトナム社はシンガポールとフィリピンへの輸出交渉を開始したが、フィリピンとの商談がまとまり、2012 年6月に4,300キロリットル輸出した。今後も輸出を増やし、2013年までは生産量の85%を輸出に割り当てる計画である。

ベトナム政府は2012年5月に、「2013年12月から国内7省・都市で、更に2015年6月までにはベトナム全土で利用の義務化を実施する計画 がある」ことを発表した。この国の方針を受けて、PVはバイオエタノールの輸出を20~30%に減らし、国内に振り向ける計画としている。

図 バイオ燃料利用量(目標値)
(出典:決定No.177/2007/QD-TTg

図 国内需要燃料(ガソリン、ディーゼル油)に占めるバイオ燃料の割合(目標値)
(出典:決定No.177/2007/QD-TTg

図 ベトナムのプラント建設(ペトロベトナム社)
(出典:Petrovietnam’sBiofuelsDevelopment

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