福岡県、ハノイの廃棄物処分場を支援

福岡県は、ハノイ市が新たに設置する廃棄物処分場の建設と完成後の維持管理に協力する。有毒ガスの発生を抑制することができる埋め立て技術の導入を通じて、ハノイ市の環境対策を支援する。福岡県環境部とハノイ市天然資源・環境局は27日、技術協力を定めた覚書を締結した。
 福岡県が協力するソンタイ町スアンソン処分場は来年第2四半期(4~6月)の完成を目指している。1日のごみ処分量は300トンを予定しており、準好気 性埋立方式(福岡方式)と呼ばれる技術が導入される。この方式は、埋立地内部に管を通し外気を取り込みやすい好気状態にすることで、硫化水素ガスやメタン ガスなどの有害ガスの発生を抑制するとともに、埋立地の早期安定化も図ることができる技術だ。すでにマレーシアなどで採用実績がある。
 人口増大が続くハノイ市では、廃棄物も急増している。福岡県担当者によれば、「既存の処分場は早期に満杯になることが予想される状態」だという。今後、福岡県は専門家を派遣するなどしてスアンソン処分場に技術的な支援を実施する予定だ。
 
 ■経済協力も活発化へ
 
 今年は2008年に福岡県とハノイ市が友好提携してから5周年に当たる。27日には福岡県の小川洋知事と市人民委員会のグエン・テー・タオ主席が協力関 係の更なる強化に向けた覚書にも調印。経済、環境、青少年教育、学術文化面での連携を深化させることとなった。県担当者はNNAに対し、「中小企業の経営 者同士による交流の機会も提供していきたい」と語った。
 福岡県は29~31日、バディン区デウー・ホテルでPRイベント「福岡プロモーション」を開催し、伝統芸能や県の産業などを紹介する。

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